忘れた頃にやってくる、大谷刑部のお耽美映画祭。
 今回、第3回は『タイタニック』以前のディカプリオが夭折の天才詩人アルチュール・ランボーを演じる『太陽と月に背いて』(1995年/イギリス=フランス=ベルギー)です。
 天才詩人ランボーと、詩人ヴェルレーヌの激しい恋愛を描く文芸ドラマ。
 前回までにご紹介した2作品とは異なり、お耽美傾向がかなり強めになっています。いうなればJUNE。BLではなくJUNEの世界でございます。
 男同士(+ヴェルレーヌの嫁)の痴情のもつれ、特に年を取ってからの嫉妬ってねちっこいなーと思わせるストーリー展開は恋愛ドラマとして十分にお楽しみいただけるかと思います。
 ちなみにランボー×ヴェルレーヌです。おっさんのケツが意外ときれいなのに不覚にもドキドキしました。
 
 


***お客様のご感想***

 

Mさん(24歳/主夫)「受攻に年の差って関係ないんだな。ちょっとがんばれる気がしてきた。な、左近v」

 

Sさん(44歳/会社員)「殿が変なやる気に満ちちゃってるじゃないですか!俺のケツの責任、あんたがとってくださいよ大谷さん!!...ってアレ?これなに?くどき文句?」

 

Kさん(26歳/前衛日本画家)「ベットシーンが物足りぬ(あ...言っちゃったよこの人:大谷)。ランボーの詩は私も愛読しているが痛烈な光の中に感じる狂おしいほどの愛はこのおっさんに向けられた物だったのだろうか。私も慶次の愛に至高の芸術をもって報いたい...。」

 

Yさん(22歳/大学院生)「何故ヴェルレーヌ殿はあのような奇麗な奥方がいらっしゃるのにランボー殿と恋仲になってしまうのか。私には理解できません!彼女がほしいです、お館様ぁぁ!!」

 

Hさん(16歳/女子高生)「“子供ができた”って女のリーサルウェポンよね(ニヤリ)」
 

 

 

 
 実在の作家もののためか今回はこの映画祭本来のテーマである“お耽美”を十分にお楽しみいただけたかと思います。
 これまでの2回、胃袋からのリバースにより途中退場続きだったお客様も今回は最後までご覧になる事ができ、私もほっとしています。
 正直ここまで豪速球を投げすぎました。最初はこのくらいからはじめりゃ良かったなと反省する部分もございます。
 ちなみに私、大谷は至ってノーマルです。おっさんのケツには食指が動きません。(あたりまえだー!!:左近)
 今後も不定期に開催していきますので詳しくは店内の掲示をご覧ください。
 
 

店主・大谷 
 
 

  
カフェ・ド・関ヶ原
Books+Coffe+Wine
open 11:00-23:00